j2sdk 1.4のインストール
以前、Debian on ppcにはj2sdk1.4が無いと書いたが、IBM製が使えることが判明した。
会員登録(無料)をする必要があるが、以下よりダウンロードできる。
以下がその対象バージョンである。
IBM SDK for 32-bit iSeries/pSeries Version 142 SR1
tar ballとrpmがある。とりあえずrpmをもらって来る。
Debianにもrpmはある。が、使うには以下のような初期設定が必要となる。
$ sudo apt-get install rpm $ sudo mkdir /var/lib/rpm $ sudo rpm --initdb --dbpath /var/lib/rpm
準備が整ったら、早速インストール！
$ sudo rpm -i --nodeps IBMJava2-SDK-ppc-1.4.2-1.0.ppc.rpm
はいおしまい、と言いたいところだが、実はこのままでは動かない。
この状態で実行すると以下のように、java coreを吐いてエラーで落ちてしまう。
$ /opt/IBMJava2-ppc-142/bin/java -jar /opt/IBMJava2-ppc-142/demo/jfc/Notepad/Notepad.jar JVMDG217: Dump Handler is Processing Signal 4 - Please Wait. JVMDG303: JVM Requesting Java core file JVMDG304: Java core file written to /home/vfr/javacore.20050205.014855.6666.txt JVMDG215: Dump Handler has Processed Exception Signal 4. 不正な命令です
これは、Processor architectureの違いによるもので、例えば G4ならば
$ export JITC_PROCESSOR_TYPE=6
これでうまく動くようになる。詳細は以下に掲載されている。
Eclipseのインストール
javaが動くようになったので、Eclipseも入れてみた。
作り方は、以下に詳細がある。
http://kered.org/article-2004.07.10-HOWTO_build_eclipse_v3_linux_gtk_ppc.html
面倒なので出来上がりを以下よりもらって来た。
http://www.egaumer.com/linux-gtk-ppc-eclipse-sdk-cdt.tar.bz2
単にばらしただけ。
$ export PATH=$PATH:/opt/IBMJava2-ppc-142/bin/java $ /usr/local/lib/eclipse/eclipse
####.bashrc ## java export PATH=$PATH:/opt/IBMJava2-ppc-142/bin export JITC_PROCESSOR_TYPE=6 ## eclipse alias eclipse='/usr/local/lib/eclipse/eclipse'
当然、Mac OS XでもEclipseは動く。日本語の設定が以下にある。
