WindowsとMac両方でiPodを使う方法
iPod miniは日本初上陸から使っているが、最近は本当にまわりに持っている人が増えたね。
そうなると、当然(?)会社で曲の交換なんぞしたくなるわけだが、これが実に難しい。
iPod + iTunesは、1台の組合せしか許可しておらず、かつiPodからマシンへの吸い上げはできない。
色々探して、結局 Winamp + ml_iPod で可能なことが分かった。
まず、会社というところは、Windowsなマシンしかないので、ここをクリアせねばならない。
当然、Powerbookで使っているiPodは、hfs+でフォーマットされているので、このままでは、
Windowsで扱えない。そこで、Windows用のiPodアップデータを使って、iPodをvfat形式に
フォーマットしてしまう。アップデータは、以下よりダウンロードできる。
http://www.apple.com/jp/ipod/download/
インストール後、起動すると以下の画面が出る。以降は全て、Windows2000での実行例。
「OK」を押すと、iPodの接続が要求される。ここで、USB経由でiPodをPCに接続する。
認識すると、「復元」が押せるようになる。
「復元」を押すと、警告が出る。勿論データは全て無くなるので、ご注意!
ここで、更に「復元」を押すと、ディスクのフォーマットとアプリのインストールが実施される。
完成である。これで、vfat版iPodの出来上がり。
iPod miniの画面は、以下の表示になっているので、電源アダプタをiPodとコンセントに指す。これで、iPodは再起動がかかり、無事出荷時状態になる。
あとは、Powerbookに繋いでiTunesを立ち上げて、設定をして流し込む。フォーマットが異なるだけで、通常のiPod操作となんら変わりはない。
次に、PCの方だがこちらは、以下のアプリケーションをインストールしておく。
Winamp - Lama's Ass Whipper Academy
http://www.mlipod.com/
Win32工作小屋 - Winamp日本語化キット
winampを起動し、iPodをPCに接続すると、すばらしい!iPodのプレイリストが表示された。
ml_ipodには、iPodからPCへの吸い上げをサポートしており、曲を選んで、右クリックし「Copy to Hard Drive」を選択するだけで、保存ができる。
保存フォルダは、設定画面で変更できる。デフォルトは、C:\だった。
ここ最近まで日本語の曲名はうまく保存できなかったのだが、「Winamp v5.094 日本語化キット第3版 [2005/07/25]」を使用したところ、問題なく日本語の曲名も保存された。
当然、winampからiPodへのデータ流しもできるし、rippingもできるのでWindowsにiTunesを入れる必要はない。これで、会社にもiPod利用環境が出来上がったわけだ。
さぁ、君も会社でiPod Lifeを満喫しようではないか!
#くれぐれも、上司には見付からないようにね。